こんにちは、karenです。
女優の石田ゆり子さん、素敵ですよね。わたしも大好きな女優さんです。
同じ40代独身女性としても、学ぶところ、見習うところがたくさんあって、お手本の女性のひとりです。
今回は、そんな素敵な石田ゆり子さんのエッセイ、『Lily』を読んで、わたしなりに学んだこと、感じたことをとおして、40代女性(もちろん、30代でも、50代でも役立つお話だと思っています)の生き方について、考えてみたいと思います^^
Contents
20代は辛かった? 自分と向き合う時間
いきなりですが、石田ゆり子さんは、20代はずっと辛く悩んでいたそうです。
わたしはとても意外に感じました。
見た目も可愛くて清楚で美しく、学生時代は競泳の選手として活躍し、スカウトされて芸能界入り。素晴らしい能力、才能、容姿、環境にもめぐまれていたとしても、悩みはたくさんあるんですね。
わたしは石田ゆり子さんのこの言葉を読んで、もしかすると、自分で自分のことをちゃんと理解できていなかった気持ち悪さに悩んでいたのかなと思いました。
自分自身の理解と、外側の評価が乖離していて、こころが追いついていなかったのかもしれません。
しかも、芸能界入りという、普通ではなかなか体験できない状況に生活が一変し、かなり高評価、注目を集めてしまったことが、より一層、本当の自分と外側での変化に大きな隔たりができてしまったのかもしれません…。
そのような状況が、石田ゆり子さんという個性と合わさって、❝20代は辛くて、ずっと悩む❞というような方向へいったのだと思います。
石田ゆり子さんは、そのようなことから20代の頃から、自分と向き合う時間をとても大切にされてきました。
普通は、20代といえば、外にばかり目がいってしまい、誘惑もたくさんあって、遊ぶ友達も若い時ほどたくさんいる人が多いと思いますので、ある意味とっても忙しい。
自分に向き合う時間なんて、とても取れないというか、取ろうとしない人が多いのではないでしょうか。
でも、石田ゆり子さんは、
❝ひたすら自問を繰り返した20代❞
❝とことん自分と向き合った20代❞
このように20代を過ごしてきた時間があるから、今の石田ゆり子さんがあるのでしょう。
日々、いちばん誰といっしょにいるのか?
それは、自分といっしょにいる時間が人生の中でも圧倒的に長くて、濃いのが事実。なのに、他者の動きや感情ばかりが気になったり、振り回されたり。
多くの人がこんな日常を送っているのではないでしょうか?
気づくと、自分はほったらかしで、自分の中に自分が不在の状態。
このような自分不在の状態は、わたしも長い間続けてきてきました。今でも、油断するとこの状態なので(汗)、石田ゆり子さんのように20代の頃から自分から目をそらさずに、とことん向き合ってきたという言葉は、衝撃的で、とっても素晴らしい!と思いました。
たくさんの時間を自分と向き合うことに費やしたことによって、自分のことをちゃんと理解して、本当のわたしで生きていけるようになったから、30代以降はずっとずっと心が楽になったそうです。
あたりまえのように本当の自分でいる自然体の美しさが、外側にもあふれていて、それが心の余裕にもなって、今の石田ゆり子さんの大きな魅力につながっているのだと思います!
本は友達。本が大好き。
本は友達!というほど、本が大好きな石田ゆり子さん。
これは幼少の頃からで、『まだ文字も読めない2歳の頃から、わたしは、絵本をひとりでよんでいたそうです…』というほど、本が大好き。
今も、カバンの中に1冊も本がないと不安になるそうです。
ジャンルも問わず、小説、ドキュメンタリー、絵本、画集、コミック…本当にさまざまなジャンルの本と親しまれています。
『Lily』の中でも、ご自宅の本棚の様子を写真で見ることが出来ますが、本当に本がびっしり! 本棚だけでなく、リビングのソファーの上などにも。
わたしも本は好きですが、ここまで広く深く本とかかわっていませんので、いやぁすごいな!と思いました。
でも、この本とのかかわりの広さと深さが ❝女優❞ というお仕事の肥やしになっていることも間違いありません!
だって、❝女優❞ は、さまざまな時代や立場の人を演じて、さまざまな人生を演じていくのですから、たくさんの情報やパターンのようなものを知っていた方が、より臨場感にせまる演技ができると思いますので。
この幅の広さや深さが、石田ゆり子さんの自身の人生にもいかされていて、妙な枠に捉われない心の自由を生み出していると思います。
たくさんの生き方やパターン、心のあり方を知っているから、あらゆる束縛から解き放たれているように感じます。
人間は、知らないことは、❝無い❞ といっしょになるそうです。
そうすると ❝知らない❞ のですから、❝想像❞ することもできない。
想像できないと、❝創造❞ にはつながらない。
そうなると、自分の知っている範囲の想像しかできなくて、行動も限られてきて、心も窮屈になっていき、現実もあまり変わることがありません。
だから、知るって大切なことですよね。
本はその ❝知る❞ をある意味お手軽に与えてくれる、とても強力なツール。
そのツール(本)が大好きな石田ゆり子さんにはたくさんの蓄積があって、❝しなやかで余裕のある強さ❞ をつくり出していると思います。
石田ゆり子さんがバイブルと言っている本『なまけ者のさとり方』を読んでみました!
感想などまとめた記事です。よかったら参考にしてください♪
文章を書くことが大好き!
これだけ本を読むことが好きなわけですから、❝文章を書くことが大好き!❞ なのも納得します。
石田ゆり子さんにとって、【文章を書くこと】は、イコール ❝自分と向き合うこと❞ であり、❝自分と向き合う術❞ でもあると言っています。
自分の気持ちや思うことを、文字にして確かめる。
自分のこころの中身を文章にすることによって、自分自身を整理して、ととのえていく。
出来事や感じたこと、気持ちをちゃんと正直に正直に書いていく。これが自分との対話になって、モヤモヤ、ぐらぐら、していたものが目に見えて理解できてすっきりしていく。
この作業をこつこつ、日々されていたようです。
自分を整える時間とやり方が、石田ゆり子さんにとっては【文章を書くこと】だったのですね。
石田ゆり子さんは、この【文章を書くこと】を ❝自浄作用❞ といっています。
これは、わたしたちにも取り入れていけることで、文章までじゃなくても、思うことや気持ちを正直に文字に書いてみる習慣をつける。
そうすると、頭の中でぐるぐる考えて悩んでいることが、すっきり前進していくので、わたしも習慣にしていこう!と思いました^^
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好きなものに囲まれて
石田ゆり子さんの暮らしをみていると、大好きなものに囲まれて暮らしていることがわかります。大好きなものに囲まれた、ここちよく幸せな時間を自らたくさんつくりだしています。
一番最初に思い浮かぶのは、やはり『動物』
自身のインスタグラムには、毎日のように家族の写真がアップされていますね!ゴールデンレトリバーのゆきちゃん(女の子)と猫のタビ(男の子)とハニオ(男の子)。
わたしも、タビとハニオのやんちゃぶりに毎日癒されています^^もちろん、優しいゆきちゃんにも。
幼少の頃から動物が大好きだったようで、魂の深いところで、言葉を持たない彼らと対話しているとか。
動物と同じ目線で暮らすことによって、気づくこともたくさんありそうです。命のことやいっしょに過ごす時間の大切さや。
石田ゆり子さんは、他にも、大のコーヒー好きで、コーヒー党だそうです。
(わたしといっしょ!)
コーヒーって何でしょうね? とても不思議な飲みものです。
なぜか癒し効果もあります。 香りの効果が大きいのでしょうか。
石田ゆり子さんは、幼少の頃からコーヒーの香りが大好きだったそうです。コーヒーは毎日欠かさない習慣になっているようです。
『器』も石田ゆり子さんの大好きなもの。
かなり本格的に焼き物と接していて、さまざまなものを集められています。ロケでいろんな土地へおもむくこともあり、本当に幅広い。でも、本の中で紹介されている器を見ていると、石田ゆり子さんならではの目線で、独自の感性で集められていることもよく伝わってきます。
この大好きな器をつかって、日々、コーヒーを飲んだり、ごはんを食べたり。
ひとつひとつの行為や暮らしを大切にされている様子がわかります。
そして、とても自分の大好きなものへの直感や感性を大事にされていると思います。
それは、小さなお人形や動物の置物コレクションでもよく伝わってきます!
誰かがよいと言ったからとか、流行っているからとか、高価だからとか、有名だからとか、そういった理由で集めていない。もしかすると、そのような理由がきっかけだったものもあるかも知れませんが、最終的には石田ゆり子さんの選んだものにしっかりなっている。
そしてこれらが、石田ゆり子さんの暮らしと一体化しています。
これって、自分を大切にしていることだし、自分にとても正直なこと。
自分のこころを満たしていることであり、自分の感性を信じていることだと思います。
だから、家の中がここちよい空気で満たされていって、幸せになっていく。
自分を幸せにすることって、自分でできることがたくさんあるということを教えてくれます。
そして、やはり自分のことをよく知っているんだなぁと思いました。
素敵な憧れの女性
石田ゆり子さんが、お仕事をご一緒させていただいた素敵な憧れの先輩方について、本に書いています。吉永小百合さんや、八千草薫さん、岸恵子さん、田中裕子さん、宮本信子さん…。みなさん、大女優ですね。
皆さんに共通するところは、『母性があること』と言っています。
実際にお子さんがいるのか、いないのかは別の話。 でも、皆さんには『母性』がある。
石田ゆり子さんが思う『母性』とは、❝人間の一番深い愛❞ で、❝無償の愛❞ のこと。
とても広くて深くて、あたたかいものを感じますね。
これが、人として、大人として、女性として、女優として、たくさん学ぶところがあるそうです。これは女優さんだけではなく、一般のわたしたちにも学ぶところがたくさんありそうです。
そして、石田ゆり子さんは、自身のクローゼットにバレリーナの写真を貼っているそうです。なぜなら、人は目にしたものをコピーする力があるから。日々、バレリーナの凛とした美しい佇まいを見ながら、自分もそういうふうにありたいと思っているそうです。
女性として目標とする先輩を見つけることや、理想のあり方や女性像を日々目にしていくことって、わたしたちにも取り入れられることだと思いました。
目にしたものをコピーする力があるのなら、理想的なものを目にしていきたい。
今はまったく遠い地点にいても、ベイビーステップで近づけていけたらいいですよね^^
目標を持たないと絶対にそこにはたどり着けないという話はよく耳にしますので、石田ゆり子さんの手法はとても理にかなっていて、正しい方法だと思いました。
まとめ
石田ゆり子さん著書『Lily』を読んで、こころに残ったことや学んだこと、気づいたことをわたしなりにまとめて、書かせていただきました。
石田ゆり子さんが全体をとおして行っていることはやはり、『自分と向き合うこと』『自分を愛すること』『自浄作用』ではないでしょうか。
自分にも取り入れられそうなところは遠慮なく取り入れて(笑)、石田ゆり子さんのように、自然体で内面から美しさがにじみ出るような、しなやかな強さを身につけられたらこんなにうれしいことはありません。
それは、ひとつの生き方のコツで、美しく年を重ねるコツなのかも知れませんね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
※関連記事 :
『石田ゆり子さんのバイブル!「なまけ者のさとり方」本の内容や感想まとめ♪』
『40代でも魅力的でモテる女性とは?フランス流素敵な生き方♪』
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コメント
はじめまして。私簾内(すのうち)と申します。簡易キャッシュフロー研究会メールマガジン【ECFメール】を毎月15日無料配信している税理士・CFPです。
2019.6.15に向けて、貴女のブログの一部を掲載させていただきたくお願い申し上げます。
掲載希望箇所は、「40代独身女性 石田ゆり子さん『Lily』から学ぶ、生き方や心のあり方」の<はじめに>と<5 素敵な憧れの女性>と<まとめ>の文章です。とても読みやすく感銘を受けました。ご連絡お待ちしております。
すのうちさま
メッセージありがとうございます。
ブログも読んでくださりありがとうございました。
つたない文章ですが、よろしければ使ってください。
石田ゆり子さんの素敵な言葉や思いが届くとよいと思います。
Karenさん 早々にご返事ありがとうございました。無事6/15メルマガ配信できました。今月号は特に女性の方々からの評判がよく、さすが貴女の読みやすくまろやかな文章が生きてます!本当にありがとうございました。 T.Sunouchi
先日、お礼の返信コメントをしたのですが、消えて届いていなかったかもしれませんので、もう一度お礼申し上げます。
お陰様で、先月号のメルマガ無事に送信できました。今回は特に女性陣の評判がよろしく、Happyな気持ちにつつまれました。本当にありがとうございました。
すのうちさま
お礼のことば、ありがとうございます。返信遅くなりまして申し訳ありません!
小さくもお役にたててうれしいです^^
石田ゆり子さんのことばにわたしもたくさんの気づきをもらって、それがまた誰かのもとに
届いて、みんなの幸せに繋がるのって素敵なことですね^^
こちらこそありがとうございました。