こんにちは、karenです。
心も疲れますよね。
でも、ふだん、身体の疲れには敏感でも、心の疲れにはなかなか気づきにくかったりします。
とてもわかりにくい…。
自分の頑張りが足りないのではと、さらに自分を責めながらがんばってしまう人もいるのではないでしょうか?
そして、心の疲れに気づいたときにはなかなかの重症だったり…。
身体の不調により、やっと気づいたり。
もっと、ふだんから心もケアして、休ませてあげたいものです。
今回は、アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)の香りを使って心を癒す方法をご紹介!
よかったらあなたも参考にして、少しでも心を楽にしてあげてくださいね^^
Contents
心が疲れたあなたへ~ まずは休みましょう♪
わたしは心の専門家でも、セラピストでもありません。
しかし、20代の頃から、アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)や心のこと、精神世界のことなどにとても興味があり、ある種、オタクのような感じで過ごしてきました。(苦笑)
今も、哲学やらハーブやら、知りたいことはたくさんあって、一種のライフワークのような感じになっています。
もともとは、とても生き辛さを感じていましたので、このような分野のことに興味を持つようになりました。
自己肯定感も異様に低くて、本当に大変でした~。
ところで、
心って、疲れていてもとってもわかりにくい。
わたしは、心のことをオタクのように、興味のおもむくままに学んだり本を読んだりしてきましたので、ちょっと心の構造がわかるようになりました。
しかし、心の構造など、なにも知らない人は、本当に心の疲れには気づきにくいと思います。
そもそも、その感情がなんでわいてくるのかとか、
なぜこんなにも感情に翻弄されてしまうのかとか、
自分の感情だと思っていたものが、実は自分のものではないこともあるとか。
そういったことも、一般的にはわかりませんから、自分の感情や他人の感情に振り回され、疲れる毎日ではないでしょうか?
そして、わたしはまじめ人間で我慢強く、わりと頑張る方なのですが、過去には、心の疲れが身体の症状に出てやっと気づく様なことが何度もありました。
もしあなたが、わたしと同じようなタイプであれば、自分を責めて頑張ってしまう恐れもありますので、気を付けてくださいね。
家庭に、仕事に、子育てに、30代、40代と年齢が上がってくるにしたがって、背負うものや人生の悩みも増えて、心の負担も大きくなってきます。
そんな中で、女性はいつもがんばっている。
(もちろん男性も、30代、40代と体力も心の面も、なかなかキツイ状況だと思います…)
『ちょっとしんどいな~』
と思ったら、まずはいったん立ち止まって、心も身体も休ませてあげませんか?
なにもしたくないなら、なにもしない日があってもいい。(できる範囲で…)
胸いっぱいに深呼吸して、心に余白をもたせてあげないと、結局効率がわるくなります。
完璧である必要はありません。
毎日のすきま時間を使って、ひとりになって心をほっとさせる時間をもちましょう^^
アロマの香りが心を癒すわけ
アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を、あなたはふだんから使っていますか?
よく聞くけど、なんかよくわからないから使っていない…という人も多いのではないでしょうか?
ここでわたしが呼んでいるアロマオイルとは、正確には ❝精油❞、❝エッセンシャルオイル❞ といいます。
純度の高い精油、エッセンシャルオイルには、植物の成分が凝縮されています。
そのそれぞれの植物の効能を香りとともに心や身体に働きかけていくのが、❝アロマテラピー❞ です。
❝アロマテラピー❞ では、植物の芳香成分が、つぎの3つのルートを通って、心や身体に働きかけていきます。
- 鼻から香りをかぐ ⇒鼻腔 ⇒大脳辺縁系 ⇒視床下部
- 蒸気により鼻・口から植物成分を吸う ⇒気管支から肺へ ⇒血液の中へ
- 肌から植物成分を吸収 ⇒血液やリンパ管へ ⇒全身をめぐる
こちらの記事でおすすめするアロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)の活用法は、1番のルートを使って、心への作用を促していきます。
1番のルートでは、鼻から香り(植物の芳香成分)をかいだときに、鼻腔をとおって大脳辺縁系にとどきます。
大脳辺縁系は本能的活動(食欲や性欲など、生きる基本的な欲求)の中枢とよばれ、記憶の中枢でもあります。
この大脳辺縁系へ働きかけるきっかけをつくることができるのは、じつは❝嗅覚❞ だけといわれています。
さらに、その先の視床下部とよばれるところは、自律神経や内分泌、免疫系の調節をおこなっているところ。
なので植物の芳香成分が、この視床下部まで届くからこそ、心への作用を促していくことができるのです。
自分の状態を理解して、アロマの香りを選ぶ♪
まずはじめに、アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を選ぶときに気をつけたいことがあります。
それは、自分の状態を理解して適切な香りを選ぶということ。
香りにも効能やタイプがあります。
せっかく心を元気にしたいと思って香りを選んだのに、ますます沈んでしまうことがあるということ。
ちゃんと自分の状態を把握しながら香りを選ぶことが大切。
そして、効果や効能が適切であっても、嫌いな香りなら選ばない方がいい。
(嫌いな香りの中には、今のあなたの課題となるメッセージが含まれている場合があり、あえて取り入れるという方法もありますが、ここでは、❝心の疲れを取る❞ ということを一番に考え、嫌いな香りはあえて選ばないようにします)
最終的には、好き香りであることが一番大切になります。
今回こちらでは、2タイプのアロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)6選をご紹介します。
- 心をリラックスさせる香り
- 心を元気づける香り
それぞれのタイプの香りはつぎのとおりです。
心をリラックスさせる香り | 心を元気づける香り |
①ラベンダー | ①オレンジスイート |
②ベルガモット | ②ゼラニウム |
③サンダルウッド | ③ローズマリー |
あなたが好きな香りはありましたか?
知っている香りはあったでしょうか?
それでは、ご紹介した香り=アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)について説明していきますね^^
心をリラックスさせるアロマの香り♪
心をリラックスさせる香りは、心が緊張状態にあるものを緩ませてくれる効果があります。
わたしたちは日々、仕事やいろんな活動でアクティブに動き回っていることがほとんど。
ずっと緊張状態で頑張り続けると、夜もぐっすり眠ることができなくなります。
心も身体も、ちょっと興奮状態にあるような状態。
あなたも、夜、なかなか寝付けなくて、気づいたら空が白みだして、鳥の鳴き声が聞こえてきて焦ったことはありませんか?
心が緊張状態にあると安眠も難しくなります。
悩みで頭がいっぱいのときもこんなことに陥りがちです。
そして、この緊張状態が長く続くと、病気にもなりやすくなります。
なぜなら、ずっとストレスがかかった状態だから。
ストレスは適度には必要ですが、過度なストレスは心も身体も蝕みます。
ときには、心も身体もリラックスさせて、ゆったり緩ませてあげることがとても大切。
現代は、この緊張状態の時間が長いライフスタイルになっています。
意識して、心や身体をゆるめる時間を取り入れることをおすすめします♪
それでは、心をゆるませるおすすめの香り、3選です!
①ラベンダー(真正ラベンダー)※安眠
※妊娠初期の可能性のある人は使用を避ける
シソ科の植物
香り:ハーバル調のやさしいフローラルな香り
ラテン語のラワール(洗う)を語源とするラベンダー。
アロマやハーブの中でも、代表的な植物、人気の香りです。
古代ギリシア時代から、怒りや執着やわらげ、心身の浄化に使われてきました。
ストレスによる不調全般に効いて、心身のバランスを調整し、心を癒しリラックスさせる効果があります。
②ベルガモット ※安眠
ミカン科の植物
香り:さわやかな甘さのある繊細な柑橘系の香り
ベルガモットとは、北イタリアの小都市ベルガモの名に由来します。
ベルガモットの香りのすばらしいところは、リフレッシュとリラックスのどちらにも効果があること。
心をゆるませる香りでご紹介させていただいていますが、とても気持ちを前向きにもしてくれます。
希望や勇気、明るさや前進するエネルギーも与えてくれる。
落ち込みがちな気持ちに働きかけて、心をおだやかに安定させてくれる香りです。
③サンダルウッド ※安眠
※妊娠中は避ける
ビャクダン科の植物
香り:おだやかで甘く、エキゾチックなウッディー系の香り
サンダルウッドの和名は、白檀。
寺院にたちこめる白檀のお香の香りを想像していただければ、なんとなくわかる人も多いのではないでしょうか?
自分の内面を静かに見つめたいときによい香り。
緊張や不安をやわらげ、心を鎮めてくれます。
しかし、心がとても沈んでいるときや、うつの人がこの香りを使うと、気持ちが乱れて、かえって落ち込みが激しくなることもあるので注意してください。
できれば、フローラル調や柑橘系の精油と合わせて使うのがおすすめ!
ここでは、ラベンダーやベルガモットと合わせるととてもよいと思います^^
沈んだ心を元気づけるアロマの香り♪
なんだか元気がでない、力が湧いてこない、人と会いたくない、外へ出るのもおっくう…。
力がでなくて、心が沈みがちのときには、無理して動く必要はありません。
心も身体も休ませながら、心が軽く、明るい方向へ動く香りをかいでみてください。
だんだん心が満たされて、元気になってくれば、自然と行動したくなるはずです。
なにかをするのは、それからでも遅くありません^^
心を元気に前向きな気持ちにさせる香り、3選をご紹介します!
①オレンジスイート ※安眠
ミカン科の植物
香り:あたたかく明るいほがらかな柑橘系の香り
万人に好かれる香りで、子供からシニアまでおすすめのアロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)です。
心をほぐして、気持ちを明るくする香り。
不安や孤独感、抑うつ症状、ストレスなどにたいしてやさしく働きかける。
リラックス効果も高い香りです。
②ゼラニウム ※安眠
※妊娠初期の人は使用を避ける
フクロウソウ科の植物
香り:やや強めのグリーンフローラル調の香り。バラに似た華やかな甘い香り。
ほのかにバラに似た香りのするゼラニウムは、バラと同じ成分を含みます。
鎮静と刺激の両方の作用を併せ持ち、気分のムラを抑え、心身のバランスを調整します。
心を安定させ、明るく高揚させる働きもあります。
女性特有の不快感や気分の不調にも効果があり女性の味方ともいえる香り。
ストレス軽減にも効果を発揮します。
③ローズマリー
※妊娠中、授乳中、子ども、高血圧の人、てんかんの人は使用を避ける
シソ科の植物
香り:ハーバル調のスーッとしたシャープな突き抜けるような香り。
ローズマリーはこの中で唯一、安眠効果のない香りです。
むしろ、目も意識も冴えてくる香りです。
シャープで突き抜けるようなクリアな香りがしめすように、脳を刺激し、萎えた意欲に活力をあたえるようなアロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)です。
ローズマリーの香りには、うつ状態や無気力、記憶力や集中力にも効果があって、神経を刺激して、やる気を起こすパワーがあります。
頭をすっきりさせて、前向きに前進する力を与えてくれる香りです。
どちらの香りのタイプを選べばよいのか、わからない人へ~
心をおだやかにさせてリラックスしたいのか、心を元気づけたいのか…。
自分でもよくわからない人は、つぎのアロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)をおすすめします。
- ベルガモット
- ゼラニウム
どちらの香りも、リフレッシュとリラックス、刺激と鎮静の両方の作用をあわせもつ香りです。
心身のバランスを調整し、安眠効果もある香りでもありますので、使いやすいアロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)だと思います^^
アロマオイルの香りのつかい方
あなたは、気になるアロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)はありましたか?
こちらでは、選んだ香りのつかい方についてご紹介♪
①アロマディフューザーをつかう
アロマディフューザーをお持ちの方は、こちらをつかって香りを拡散させながら、香りをかぐのがおすすめ♪
お好きな香り(アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル))をシングルでも、2~3本組み合わせて使ってもOKです。
アロマディフューザーのサイズにもよりますが、合計3~5滴くらいたらして、芳香を楽しんでくださいね^^
※アロマディフューザーをお探しの方はこちらの記事をご参考に♪
『【花粉症対策】アロマオイルでかゆみなどの症状を抑える効果が!使い方ご紹介♪』
②ティッシュなどに香りをたらす
もし、アロマディフューザーをお持ちでないのなら、ティッシュや少々よごれても大丈夫なハンカチにお好きな香りを1~2滴たらして、芳香を楽しむ方法もあります♪
仕事中、デスクの上に置いたり。
選ぶ香りにもよるかも知れませんが、バックの中にしのばせておくのもいいですよ。
夜眠る前に枕元に置いて、香りを楽しみながらぐっすり眠ることもできます。
(ローズマリー以外の香りで)
③マグカップにお湯を入れて香りを楽しむ
マグカップにお湯を入れて、お好きな香りを1~2滴たらして、芳香を楽しむ方法もあります。
マグカップにお湯を入れて香りを楽しむ方法は、ちょっと顔を近づけて香りをかげば、蒸気とともに芳香成分が鼻のなかへ入ります。
さらに肺の中にも入って、植物の芳香成分が身体の血液の中をめぐり、効果を発揮。
心と身体の両方から、癒すことができる方法です^^
最後に、わたしのお気に入りの音楽。
よろしければ聴いてみてくださいね^^
弦楽器の音色に癒されますよ♪
まとめ
心が疲れたときは、いちばんはとにかく休むこと。
心身を休めて、こころがホッとする時間を持ちましょう。
そして、アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を使って、五感のひとつ、嗅覚を刺激して心へ働きかけることをおすすめします!
アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)ごとに、心への作用も違います。
好きな香りを使うことが大前提!
香りの効果を利用して、心の疲れを癒してくださいね^^
ご紹介したアロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)は、どれも比較的手に入れやすく、持っていると便利な香りばかりです。
アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を使ったことのない人も、好きな香りではじめの1本、使ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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