生きていると、つぎからつぎへと、さまざまな悩みや不安がでてきますよね。
年齢をかさねるほど、その不安も、より深刻で重いものに…。
わたしも40代になって、若い時に感じていた不安よりも、重みが増している実感が…。
でも、『不安』って、取り除くことができるんですよ!
今回は心の不安を取り除く方法をご紹介します。
あなたの不安が少しでも解消されたらうれしいです^^
Contents
不安の正体を知る
漠然とした不安、具体的な不安、さまざまなものが入り乱れて、『不安』は頭の中で大きく増幅していきます。
そのいろんな要因の不安は、混ざり合って、関係のないものまでお互いにつなげてしまい、すべてが解決しないかのようなさらなる不安や絶望へ…。
でも、頭のなかで抱えている不安は、妄想に近いものが多いのかもしれません。
将来への不安は、もはや妄想のようなもので、
ネガティブな想像力の豊さと言ってもよいのではないでしょうか?
まずは、この『不安』の正体を知ることから始めなければなりません。
いったい自分は何で悩んでいるのか?
どこかで聞いたことのあるやり方かも知れませんが、頭のなかでモヤモヤと悩んでいることや
不安は、やはり、いったん紙に書き出してみることが一番です。
不安を紙に書き出す
頭の中で悩んだり考えていると、『不安』はどんどん大きくなっていきます。
そして、ずっと頭の中でグルグルとまわるように、同じ悩みや不安を、一日に何万回も考えることに。
でも、それでは何も解決には向かいません。
むしろ、ネガティブになる一方。
とくに女性は思考が飛びがちで、分散してしまう傾向が。
男性にくらべて、目標や問題などにむけて、順序だてて達成するための行動などが苦手です。
この特性は、家事や育児ではとっても活かされるのですが…。
いろんなところに気を配りながら、子どもに注意を払いながら、同時に家事をこなしていく。
素晴らしい能力ですよね?!
でも、この女性特有の思考が不安や悩みと重なると、本当に混乱状態に。
頭のなかで混乱している不安や悩みは、ひとつひとつ丁寧にひも解いてあげましょう^^
そのときにおすすめするのが、悩みや不安の数々を紙に書き出していく方法です。
書き出し方は自由ですが、細かくひととおり、箇条書きでOKですので書き出してみましょう。
わたしも、すぐに頭の中が混乱するタイプなので、専用のノートに書き出しています。
(わたしの場合は、不安以外にも書き出していますが…)
紙に書き出した不安や悩みは、大まかに分類にわけていきましょう。
仕事の不安、家族の不安、健康の不安、人生の不安、将来の不安、人間関係の不安、お金の不安などなど…。
つぎに、同じ内容のものはないか確認してみましょう。
カテゴリーは違うけど、同じ内容のものはありませんか?
たとえば、仕事の不安にある悩みは、お金の不安や将来の不安の中にもありませんか?
自分や家族の仕事の雇用の不安が、人生全体の悩みになり、お金や将来の不安へ…。
この場合、不安としてはひとつです。
でも、解決策を考える上では、さまざまな解決策があります。
新しい仕事を見つける方法、自分でも稼ぐ方法、お金を増やす方法、新たなスキルを身につけるなどなど。
そのほか、健康の不安のなかにある悩みは、家族の不安や人生の不安の中にもありませんか?
など、不安や悩みを紙に書き出して、整理してみると、意外にそんなに種類がないことに気がつきます。
不安の正体を知るために、紙に書き出す手順をまとめると、つぎの3ステップになります。
- 頭のなかの不安や悩みをすべて紙に書き出す。
- 書き出した不安や悩みを、分類わけする。
(ex.仕事、家族、人生、お金、健康、人間関係、恋愛など…) - 違う分類の中に、同じ不安や悩みがないかチェックする。
できることから行動していく
自分が動けば解決する不安や悩みは、どんどん行動していきましょう。
行動しない限りは、なにも解決していきません。
小さなことから、できることから。
なかには、自分ではどうしようもない不安や悩みもあるかもしれません。
そのようなものは、あとまわし。
もしくは、そのような不安や悩みであっても、
ちょっと角度を変えて、自分で解決できる道はないか?
少しでも不安を取り除ける方法はないか?を考えて、
できることから行動してみましょう。
自信がないときの不安の悩みは?
自信がなくて『不安』という場合もあるかも知れません…。
自信がなくて不安の場合は、そのまま放置し続けると、状況が悪化していくことも…。
そのようなときは、さらなる不安の拡大と焦りが…。
自信というのは行動していかないとつかないものなので、行動するしかありません。
行動して、自信がつくまでやる。
シンプルなのですが、これが解決への近道です。
思考も訓練次第
『不安』に取りつかれて、悩む傾向にある人は、どうしてもネガティブ思考です。
でも、ネガティブ思考がまったく悪いわけではありません。
ネガティブな思考も、危険を回避するために必要なものでもあるからです。
ただ、どうしてもネガティブに物事を考えてしまいがち、不安ばかりが頭に浮かび、押しつぶされそうになったり、落ち込みがちな人は、考え方を変えていく必要があると思います。
わたしも、20代くらいまでは、本当に信じられないくらい、恐ろしく ❝ネガティブ❞ でした。
つねにネガティブな側面ばかりに目がいく。
罪悪感たっぷりで、自信なんて微塵もなくて、自尊心も著しく低いような状態でした。
自分が大嫌いで、自分にはまったく価値がないとも思っていました。
頭のなかでは、ずっと自分のダメ出しをしているような状態。
違和感と生き辛さで本当に大変でした…。
わたしの場合は、両親の性格や思考によるものが大きいと思っていますが、
同じようにネガティブな思考の人も訓練次第で変えていけます。
わたしは、30代もそこそこネガティブでしたが、意識して思考を変えて、行動もしていきましたので、だんだんと変わっていきました。
今は、自分を責めるようなことはまったくありません。
自尊心もあります。
不安もそれほどいだきません。
長年の思考のクセは、なかなか簡単に変えられることではないと思います。
でも、ちょっと意識して、気づいたときには、物ごとの明るい方を見るクセをつけていきましょう^^
すこしづつでも、積み重ねていけば、本当に変わっていきます。
アロマオイルの香りで不安を取り除く
アロマテラピー、聞いたことがある人もたくさんいるのではないでしょうか?
言葉は知っているけど、どんなことをするのかわからない人もいるでしょう。
アロマテラピーで使うのは、植物の香りや成分がギュッとつまった恵みの液体、アロマオイル。
正確には【精油・エッセンシャルオイル】といいますが、こちらを使って心身を整え、
癒していく自然療法(芳香療法)のことです。
アロマテラピーでは、【精油・エッセンシャルオイル】をつかって、つぎの3つのルートから心身へ働きかけていきます。
- 香り成分が、鼻⇒脳⇒神経⇒心へ
- 蒸気とともに、鼻・口⇒肺⇒血液へ
- マッサージなどで、皮膚⇒血液・リンパへ
心への作用が一番強いのが1番目のルート。
もちろん、2番目、3番目のルートも、同時に香りをかぐことになりますので、同じように心への作用もあります。
【精油・エッセンシャルオイル】は、種類によって心への作用もちがってきます。
『不安』なときにおすすめの【精油・エッセンシャルオイル】を5つのパターンでご紹介させていただきます♪
①焦りや落ち着きがなく、不安なとき
不安で焦っているときや落ち着きがなくなっているときは、神経も緊張状態になっています。
この緊張状態をゆるめてあげる必要があります。
そのような心身固まっているよなときにおすすめの精油です。
《おすすめの精油・エッセンシャルオイル》
- ラベンダー
- シダーウッド
- フランキンセンス
②不安でくよくよ思い悩むとき
不安や心配でくよくよ思い悩むときは、気分も落ち込みがちだと思います。
沈んだ気持ちをニュートラルに。
急に元気になるのは無理でも、心を中心に、落ち着かせてあげましょう^^
《おすすめの精油・エッセンシャルオイル》
- ベルガモット
- イランイラン
- ゼラニウム
③不安で眠れないとき
不安で眠れないときは、頭のなかも身体も緊張状態。
もっと心を落ち着かせてあげて、身体もゆるめてあげる必要があります。
安眠効果のある優しい香りを3つ^^
《おすすめの精油・エッセンシャルオイル》
- マージョラム
- カモミール・ローマン
- クラリセージ
ここまでご紹介させていただいた香り、【精油・エッセンシャルオイル】は、アロマデュフューザーで部屋に拡散させたり、ティッシュやハンカチに1~2滴たらして香りをかいでみてください。
【精油・エッセンシャルオイル】は、効果も大切ですが、なによりも好きな香りで。
夜、寝る前におこなうのもおすすめです。
ティッシュやハンカチにたらした香りは、枕元に置いて寝るのもいいですよ^^
④心をゆるめてリラックスしたいとき
不安や悩みをいったん忘れて、心も身体もリラックスさせましょう。
リラックスしたいときは、アロマバスがおすすめです!
天然のお塩(粗塩等)に【精油・エッセンシャルオイル】をまぜて湯船に入れて、ゆったり浸かってみてください。
癒されますよ~♪
《アロマバスのつくりかた:おすすめの精油・エッセンシャルオイル》
用意するもの
- 天然のお塩 40g
- ゼラニウム 2滴
- ラベンダー 2滴
- オレンジ 1滴
- 小さな容器(ガラスボウルなど)
用意した小さな容器に、天然のお塩を40g入れます。
精油をそれぞれの敵数真ん中に入れていきます。
精油を入れるつど、軽くかき混ぜてくださいね。
お風呂の中に入れる前に、もう一度お塩をかき混ぜてください。
2回くらいにわけてお湯の中へ入れましょう。
湯船に入る前に、1回。
入ってから、1回。
わけて入れることにより、香りを楽しむことができます^^
入れるたびに、お湯をかき混ぜてくださいね。
肌の弱い人は、1回に使用する量は、20gぐらいまでがよいです。
作ったアロマバスは、湿気が入らないような密閉容器に入れて、1週間程度保存も可能です。
⑤気持ちを切り替えたいとき
不安や悩みでうつうつとしているとき、
もやもやとして心が晴れないとき、
アロマの香りのエアーフレッシュナーで気分を切り替えることをおすすめします^^
自分のまわりなど、空間にシュっと吹きかけて、さわやかで前向きになるような香りが広がれば、気持ちもリフレッシュされて、切り替えることができます。
気もちを切り替えるって、とっても大切ですよ。
フォーカスするところを変えていけば、現実の流れもかわっていきます。
意識して気分を変えることもやってみてくださいね^^
《エアーフレッシュナーのつくりかた:おすすめの精油・エッセンシャルオイル》
用意するもの
- ユーカリ 5滴
- レモン 5滴
- ラベンダー 5滴
- ローズマリー 5滴
- 無水エタノール30ml
- 精製水 20ml
- 50ml 空容器(ガラス製のスプレーボトルがおすすめです)
手順
- 精製水を20ml、容器(スプレーボトル)へ入れます
- 無水エタノール30mlを容器に入れます
- おすすめの精油・エッセンシャルオイルをそれぞれ5滴ずつ入れていきます
使用するときはボトルをよく振ってから使ってくださいね^^
深呼吸をする
わたしをふくめ、現代の人は呼吸が浅い人が多いそうです。
ましてや、不安や悩みに駆られている人は、絶対に呼吸が浅いはず。
不安で緊張状態の人は、ときどき、無意識に呼吸が止まっているのではないでしょうか?
好きな【精油・エッセンシャルオイル】の香りをかぎながら、深い呼吸をしてみましょう。
深い呼吸は気持ちも安定させてくれます。
息を吐くときは、ゆっくりと。
そわそわしていた心も、ストンと落ち着いてきますよ^^
心を落ち着かせ、不安を整理するおすすめ本♪
不安や焦り、自己卑下など、ネガティブな感情を整理して、心をしなやかに柔軟に生きる力をつけるためのおすすめ本。
どちらの方も、人気カウンセラー、心のプロ。
心のプロの方から学び、思考のクセに気づいて、新しい考え方を取り入れることは、心の不安を取り除いて、もっと豊かに安心して生きていくためのひとつの近道です。
よかったら、こちらも参考にしてみてくださいね^^
『しなやかに生きる心の片づけ』 渡辺 奈都子著
『お金の不安からいまずぐ抜け出す方法』 大嶋信頼 著
まとめ
不安を取り除く方法をいくつかご紹介させていただきました。
わたしも意識してやっている行動です。
どうしても頭の中で考えていると、ごちゃごちゃしてしまいます。
しかもまったく解決に向かいません。
シンプルに紙に書き出すのが一番!
精油・エッセンシャルオイルの力や書籍を読んで新しい考え方や発想を取り入れてみたり。
心身癒して、もっとおだやかに生きる工夫を自分にしてあげてくださいね♪
あなたの不安や悩みが、少しでも解消されますように。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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