大ヒット上映中のミュージカル映画 『グレイテストショーマン』、わたしもやっと観に行ってきました!
もう、上映も終わりに近づいてきていますので、すでにご覧になった方もたくさんいると思います。
ミュージカル映画ですので、やっぱり歌(曲)や歌詞がとってもこころに残りますよね!
このグレイテストショーマンを観て感じた人生の本質や、伝えているメッセージについて、ストーリーや歌詞を読み解きながら、記事を書いてみました。
映画を思い出しながら、よかったら読んでみてくださいね^^
Contents
グレイテストショーマンをひとつの物語として
グレイテストショーマンは、いろいろ調べていると、なんと実話なのですね。
わたしは、まずその事実に驚きました。(予備知識がなさすぎで申し訳ありません!)
でも、グレイテストショーマンでは、実話よりかなり美化されていたり、
ダークな部分にはあまり触れていませんでした。
それは主人公のバーナム氏を描く上でも、同じです。
しかし、そんな実話とのズレや美化について焦点をあてるのではなく、
わたしは今回、このミュージカル映画『グレイテストショーマン』をひとつの物語として、
そう、ショーとして捉えて、その作品にこめられたメッセージをしっかりつかんでいきたいなぁと思いました。
人が生きていく上で大切なことや素適なメッセージが、歌の中にもたくさん散りばめられているのです。
A Million Dreams これって引き寄せの法則?
バーナム少年が、貧しく苦しい幼少時代、孤独な中でも希望を見失わず、必死に生きていた日々。
そのようなシーンで、バーナム少年演じる、美少年俳優のジヴ・ザイフマンが歌っていた歌がA Million Dreams です。
とても純粋で、こころに響く歌詞ではないでしょうか。
わたしたちも日々、バーナム少年ほどの苦しい状況になくとも、
自分の人生にいまいち満足していなかったり、それなりに辛いことや嫌なことがあったり…。
そうすると、どうしても目の前の嫌な現実にばかり目がいってしまったり、
そちらに注目してしまいます。
では、バーナム少年はいつも頭の中で、いったい何を考えていたのでしょうか?
バーナム少年は、現状の苦しさや貧しさに注目するのではなく、
❝ 自分が理想とする世界や希望をつねに考えていた ❞ ということです。
歌の中で、なんども出てくるフレーズ、
❝The brightest colors fill my head❞
❝いちばん鮮やかな色彩でわたしの頭の中は満たされるの❞
いつも光や望みに焦点をあて続けています。
これって、わたしたちにも実践できる、とても大切なことではないでしょうか。
どんな世界を自分はつくっていきたいのか?
どんな世界に住みたいのか?
現状に不満を覚えるなら、
『どんな世界なら満足するの?』
『今のどんなところが気に入らないの?』
『じゃぁ、どんなことが好きなの?』
つねにつねに、自分に問いかけていく。
そうすると、歌の中では、
❝ We can live in a world that we design ❞
❝ わたしたちは、自分で描く世界に生きることができるんだ ❞
❝ A million dreams for the world we’re gonna make ❞
❝ 百万の夢は世界をつくるためにある ❞
この手の話は、『引き寄せの法則』などで、何度となく、いろんな方がさまざまな角度で語り継がれてきているところですが、
やはり人生をつくる上で本質的で重要なスタンスなのだと思います。
THIS IS ME ~ありのままのわたし
ステキな紳士俳優 ヒュー・ジャックマン演じる バーナム氏が行った興行とは、
さまざまな理由で特徴的な人たちを集めて行うショーでした。捉え方によってはとってもネガティブになるような…。
映画の中では、そのような影の部分、マイナスな部分を、ダンスや音楽、華やかな舞台美術によって表現されていました。
なので、マイナス部分よりも、不遇な状況を乗り越えていく姿や、自分を受け入れていく強さ、表舞台に立つ勇気など、とってもポジティブな側面をより多く受け取ることができました。
そのような舞台で歌われていた歌が、This is Me です。
バーナム氏の興行に、出演するために集まった人々。
魂がえらんできた道などとよく言われますが、わたしにはとても想像がつかないほどの、辛い生立ち、人生を歩んできた人ばかり。
そんな彼らが、こんなにも輝いて自分を表現できる場ができたという喜びと、居場所をみつけた安心感。
人生の中で、はじめて彼らが自分を受け入れた瞬間だったかもしれません。
そのような中で歌われていた曲が 『This is Me』ですが、
歌っているのは、 レディ・ルッツ役(歌姫)を演じていた カーラ・セトル。
彼女の力強く、空間に響き渡るような歌声にとてもこころが揺さぶられました!
英語の歌詞がわからなくても?!、なにか伝わってくるパワーのようなものが感じられます。
This is Me ~ ありのままのわたしを受け入れる。
実はこれ、基本中の基本ですが、できない人もたくさんいるのではないでしょうか?
わたしは長い間、本当にできなかったことです。
【自己受容】って、自分のこころの土台になることろ。
栄養たっぷりの庭にはきれいな花が咲きますが、
やせた土地には草花は育たない。
こころも一緒で、自分で自分を受け入れて大切に育んで、栄養たっぷりの土地にしてかないと、人生の花(自己肯定や自己実現)は咲かないのです。
This is me では、みなが持っているオンリーワンの魅力を受け入れることの大切さを、力強く教えてくれています。
なぜ、みながグレイテストショーマンに感動し、こころを揺さぶられたのか?
やはりそれは、本質的なメッセージが込めらた、とても純粋な魂のさけびだったからではないでしょうか。
Rewrite The Stars ~星(運命)を書き換える
グレイテストショーマンで、フィリップ・カーライル(ザック・エフロン演じる主人公バーナム氏のビジネスパートナー)と、サーカスで空中ブランコを乗りこなす アン・ウィーラー(デンゼイヤ)との恋の話。
とても切なくて、胸が痛むような…。
でも、本当の気持ちを選ぶ二人の勇気。
自分の気持ちに正直になるのは、ときに難しかったり、我慢したり。
それは、いろいろな事情があればあるほど。
フィリップとアンの間には、とても高く厚い壁があったにも関わらず、恋におちてしまった。
時代背景を考えれば、恐怖の方が大きかったと思います。
人種(肌の色)の違いや立場や生まれた環境…。
とても、とても、願いが叶うとは思えない…。
そんなふたりの揺れ動くこころを歌った歌が、Rewrite the Stars です。
Rewrite The Stars、ふたりの歌声がとても素敵なハーモニーとなり、ちょっと悲しみの漂う美しいメロディー。なんどでも聴きたい歌ですよね!
『Rewrite』とは、書き換えるという意味です。
英語ではもともと、『It’s written in the stars 』という言い方があって、
これは、『そういう運命です』というような意味があります。
先ほど書いたように、『Rewrite』は書き換えるという意味です。
だから、『Rewrite the stars』とは、『運命(生まれた星)を書き換える』ということになります。
わたしはこの意味を知った時に、『なんて素敵なの!』とこころがときめきました^^
歌の中で、何度かでてくるフレーズ。
It’s up to you これは君次第だよ
And it’s up to me そして僕が決めること
It’s up to you これは君(あなた)が決めること
And it’s up to me これは僕(私)が決めること
とても怖くて、前に踏み出すなんてできない。
そんなこと決められないといった感じですよね。
でも、最後にはふたりは自分の気持ちを、丁寧にひろって認めて受け入れていました。
すべては自分次第。
決めれば運命は変わるよと、Rewrite The Stars は教えてくれています。
まとめ
グレイテストショーマンのストーリーと歌詞から、人生の歩き方や本質をみつめてみました。
A Million Dreams は、❝望む世界に焦点をあて続ける❞ ことの大切さを伝えています。
どうせなにかを頭の中でイメージするなら、望む世界をイメージしよう!
小さな心がけ次第で、人生はいかようにも変化していきます。
This is me ~ ありのままのわたしを認め、受け入れる。
みなが違ってあたり前。知ってはいるけど、ついつい人と比較したり、評価したり。
比べるのは過去の自分だけ。もっと自分に集中していくこと。
Rewrite The Stars ~運命を書き換える
運命は決まっていない。すべてはあなた次第。
そして、自分の気持ちに正直になることは、自分を尊重すること。
結果に捉われることなく、自分の気持ちを認めることは、こころを満たすこと。本音に耳を傾ける習慣つけていきたいですね^^
本質的なことや純粋なことって、現実の世界では、マイナスだったり、損なことだったりします。
日々、生活におわれているような状況だと、真実や大切なことがわからなくなってしまうこともあると思います。
そんな、こころをなくすような忙しい日常から、ファンタジーの世界へ誘い諭してくれる。
グレイテストショーマンは、そのような素敵な映画です!
あなたもグレイテストショーマンの歌を聴いて、こころにパワーと癒しをもらいながら、本当のわたし大切にしてくださいね^^
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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