拭えない孤独感《女性も男性も独身も既婚者も?!》孤独の正体とは?

こんにちは、karenです。

あなたは、《孤独》 と聞いてどんなことを思い浮かべますか?

あなたは孤独感を感じることはありますか?

世の中には、孤独におびえている人、孤独感に悩まされている人、孤独を恐れている人がたくさんいることを感じます。

先日のAERAの記事『家族がいても孤独…本音を押し殺してサバイブする50代女性』を読んで、思ったこと、気づいたことなどをまとめました。

孤独について、ちょっと考えてみませんか?

なにかの参考になれば幸いです。

Contents

孤独とは? 家族がいても孤独?

AERAの記事では、さまざまなケースの 《孤独》 を記しています。

まずは、それぞれのケースについてご紹介。

《case1》妻に先立たれた男性(71歳)の場合

長年連れ添ってきた妻が突然病気でこの世を去り、居なくなった現実をなかなか受け入れられず、戸惑いを隠せない日々を送っている。

2年以上経過しても、寂しさは募るばかり。

さまざまな趣味やボランティアなどの活動を通して、積極的に外の世界ともつながりを持っていますが、息子夫婦も比較的近くに住んでいるけれど、家にいるときはいつもひとり。

家にひとりでいる時に、たとえようのない孤独感におそわれるという。

『生きている限り、孤独を抱えていくしかない』と思っているという。

《case2》夫と娘のいる女性(38歳)の場合

家族がいてもいつも心の中に孤独がある女性。

夫(37歳)の故郷に引越し、知らない土地で、知り合いもいなく、夫以外ヘルプを出せる人がいなくて、とても孤独な日々だとか。

夫の義理の両親とは、同居を断ってから不仲になってしまったという。

本音を話せるような友達もまわりにいないので、毎日育児や家事に追われて、心の中はいつも孤独感がいっぱいで悲しくなるという。

《case3》4人家族の女性(47歳)の場合

家族4人で暮らすこちらの女性(47歳)は、もう長らく夫(53歳)とまともな会話がなく、将来は一緒に暮らすつもりはないという。

娘(14歳)にはうっとうしがられて、こちらもまともな会話がないとか。

長男(23歳)については触れていなかったが、独立してしまったのか。

家族はすっかりバラバラ。そんな家族のために家事などに追われ、心の中はいつも孤独でいっぱいという。

《case4》4人家族の女性(53歳)の場合

こちらの女性(53歳)は家族もいて、仲もよく、ちゃんと仕事もしている。なのに孤独…。

その理由は、息つく暇もないほど、仕事と家事、家庭のことで毎日、毎日、忙しい

自分のことはすべて後回しで、やりたいことなどひとつもできない。

❝孤独❞で悩んでいると周りに言ったところで、『それが幸せってものだ』とか、『だったら仕事をやめなさい』と言われるのがオチだから、本音を押し殺して何とか毎日を乗り切っているという。

ずっといたはずの家族がいなくなり、ひとりの状態に言いようのない寂しさを感じて、孤独に襲われる男性。

家族の形は整っているけど、心の中は、孤独で木枯らしが吹きすさぶような状態の女性たち。

家族がいて、人とのつながりも社会生活も仕事も充実していても、孤独な人も…。

《case5》独身男性(49歳)の場合

こちらの独身男性(49歳)の場合、孤独を感じたことはないという…。

やりがいのある仕事を持ち、同僚にも恵まれ、社会とのつながりもある。

休日は好きなことを楽しんでいて、心も満たされているという。

この方は、《孤独》の反対は《安心》と言っています。そして、相対的で主観的とも言っていました。

このようなさまざまなケースをみていくと、どうやら『形』によって、《孤独》は必ずしも解消されないということがわかります。

では、孤独ってなんでしょう?

たまに、独身の方で、孤独や寂しさの原因は《独身》だと思うから、早く結婚したいという人がいるけれど、本当にそれで《孤独》を解消できるのでしょうか?

先のケースでは、結婚して家族がいても孤独な人がたくさんいました。

どうやら結婚して、形を整えても、孤独になってしまう場合もあるようです。

仮に、家族などの 『形』 があって孤独じゃなかったとしても、それは永遠ではない

ケース1の男性のように、はじめは家族がいて孤独じゃなかったけれど、時間と共にいろいろな事情で変化していき、孤独になることもある。

そして、《孤独》にもさまざまなパターン感じかたがあるということもわかります。

あなたはどう感じましたか?

つぎでは、孤独についてさらに考えてみたいと思います。

孤独の正体とは?孤独を見える化する

先ほどの4名の方の 《孤独》をよく分析してみると、微妙にそれぞれの《孤独》 の意味合いが違っていることがわかります。

そして、《孤独》 以外のものが見えてきます。

頭の中だけで、過去や未来を行ったり来たりしながら、ごちゃごちゃ考えているといったい何が原因なのかわからなくなることって、よくありますよね。

なので、《孤独》 だと思っていたことが、《孤独》 とは違うことであったりするのです。

ケース1と2の場合

状態や環境の変化により、感じるようになった《孤独》

ケース3の場合

コミュニケーション不足や長年の積み重ねによる信頼関係の崩壊怒りや虚無感などの感情などが絡み合った《孤独》

ケース4の場合

自分の本音を押し殺して毎日を過ごす中での、怒りや不満、虚無感などの感情が大きくかかわっているような《孤独》

このようにさまざまな形の《孤独》 がみえてきます。

みなさん、《孤独》 という言葉を使って表現していましたが、果たして《孤独》だけが原因でしょうか?

どうも、《孤独》だけの問題ではなくて、孤独を感じるようになるまでの過程の問題やそのほかの感情も含まれているようです。

このような場合、いったん立ち止まって、どんなことが不満で怒りを覚えるのか?

どのようなところに怒りや焦り、不安を感じるのか?

紙に書きだすなり、振り返ってみることがとても大切です。

紙に書き出すときは、なぐり書きでもOK。

感情や思いを言葉にしていきましょう。

絡まった糸をひとつ、ひとつ、丁寧にほどいていくように。

見える化すると、問題は案外シンプルだったりします。

わたしもこの作業はよくやります。

頭でごちゃごちゃ考えていると、関係のないものまで繋がっていきます。

問題の本質からもずれていきます。

悩みも大きくなり、しかも解決に至りません…。

そして、心を休ませることも大切

とくに忙しい人は、孤独だと思っていても、その奥には怒りや不満などの感情が隠れています。

瞑想や心を休ませる時間をぜひつくってみてください。

アロマオイル(精油)を使って心の疲れを取り除き、癒す方法をご紹介しています。よかったら参考にしてみてくださいね。

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孤独の対処法はある?

そもそも孤独の意味とは、どんな意味なのでしょうか?

【孤独】とは、

①他の人々との接触、関係、連絡が無い状態をさし、仲間や身寄りもいなくて、独りぼっちという状態のこと。

②心のつながりや、心を通い合わせる人、本音や思うことを語ったりすることができる人が一人もいないこと。

この2つの意味をみていくと、先ほどの孤独に悩む人々の《孤独》 の問題は、すべて②番ということがわかります。

みなさん、完全にひとりということではなく、家族や友人、知り合いに囲まれています。

なので、先のさまざまなケースの【孤独感が拭えない状態】は、自身の心の問題感覚・感じ方の問題感情の問題であるといえます。

とは言っても、孤独感、なかなか消えませんよね…。

このやり場のない、《孤独感》、いったいどうしたらよいのでしょうか?

まずは、その《孤独》 と感じている感情を認めることが大切。

感情は認めて受け入れると、消えていきます。

これは、昔、心理カウンセラーさんが言っていました。

ネガティブな感情って見たくないので、苦しいので、つい抑え込んで、見て見ぬふりをしてしまいますよね。

するとまた、ふとした瞬間に過去の出来事といっしょに怒りや不満の感情が出てくる。

そして、また抑え込む。

これを続けている限り、負の感情は永遠に残り続けます。

なので、嫌な感情も素直に認めてあげましょう^^

そのうえで、いったい何をすればいいのか?

やっぱり具体的に行動することです。

孤独な状態を減らすための具体的行動です。

  • 人と触れ合う場を増やす。
  • 新しい場へ行く。
  • コミュニケーションがうまくいっていないのなら、少しでも改善する方向へ働きかけてみる。
  • 自分の本音を認めて、心を満たしてあげる。
  • 小さな目標を持つ

これらの行動をすることによって、次第に、《孤独》 の意味の②番の問題も解消されていきます。

心が通う人間関係も、徐々に構築できるようになっていきます。

その時に大切なのが、信頼を築くこと

どんなに人間関係を広げても、信頼が無ければ、とても空虚なものになってしまいます。

そうすると、周りにいくら人がいても、心は孤独な状態になってしまうのです。

まとめ

孤独》とは、状態のことではなく、心の感じ方や、さまざまな問題や他の感情と絡み合っていることがほとんどです。

人生100年時代、ずっと同じ状態であり続けるなんて無理。

自分の本音と向き合いながら、自分をよく理解して、孤独になる状態を避ける行動をしていきましょう。

自分のこころにしっかり寄り添いながら、しなやかに人生を歩いてきたいですね^^

最後までお読みいただきまして、ありがとうござました。

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