消臭スプレーを簡単手作り♪靴や部屋のニオイ消しや制汗剤に!

梅雨入りして、洗濯物が思うように乾かなかったり、部屋の中もなんとなくジメジメしていたり…。この時期いろんなニオイが気になりますよね。

これから梅雨が明けて本格的に暑くなれば、外出するたびに大量の汗をかいて、自分のニオイも気になってきます。

そんなときに役立つ消臭スプレーを簡単に手作りすることができます。

手軽で、さまざまな用途に使えるので本当に便利!

わたしがいつも活用しているミョウバン水の消臭スプレーをご紹介します^^

Contents

ミョウバンってなに?

ミョウバンとは、カリウム、アンモニウム、アルミニウム等の金属が結晶化(硫化塩)したもので、通常よく使用している【焼ミョウバン】は『無水硫酸カリウムアルミニウム』と言います。

もともとは、天然の鉱物。現在では、食塩のように工場で作られるのがほとんどです。

ミョウバンは、古代ローマ時代から使われており、主に染色剤、防水材、消火剤、沈殿材として使われてきました。殺菌作用や収れん作用もあり、制汗や消臭防止としても使われてきました。

ミョウバン水の効果は?

ミョウバン水には、下記のような効果があります。

  • ワキガ予防
  • 足や靴のニオイ防止
  • 生ごみ、ペットや赤ちゃんのおしっこの消臭作用
  • 汗をおさえる制汗剤
  • お風呂で使用すると全身さっぱり
  • 脂性肌の人の洗顔で、ニキビ予防
  • 生乾きのニオイ対策で、洗濯時のすすぎで使用する

以上のように、ニオイの防止や消臭、制汗にとっても強いパワーを持っています!

ミョウバンは、水に溶けると酸性になり、皮膚表面の雑菌の繁殖を抑えます。そして、汗に含まれるニオイのもととなるものと、ミョウバンに含まれる金属類が反応し、『金属消臭』が行われます。それらが、収れん効果や制汗効果となり、ニキビ予防や制汗剤の役割につながっています。

ミョウバン水は酸性のため、アルカリ性の赤ちゃんやペットのおしっこの消臭作用も効果的です。

ミョウバン水のつくり方は、2つのパターンで使い分け♪

つくり方は、大きくわけて2つのパターンがあります。

ミョウバン水の効果のところでお話しましたが、活用したいシーンにあわせたつくり方をおすすめします!

①大量にミョウバン水を使いたいとき

こんな時におすすめ!

  • お風呂に入れてつかう(全身がさっぱりする)
  • 洗顔で使う(脂性の人向け)
  • 洗濯のすすぎに入れる(生乾きのニオイ防止)
  • 靴や部屋のカーテンなどの消臭スプレー
  • 赤ちゃんのおしっこ、ペット用トイレなどの消臭スプレー
  • 生ごみなどの消臭スプレー
  • 制汗剤としての消臭スプレー

②主に制汗剤として、少量だけ消臭スプレーをつくりたいとき

外出時など、制汗剤スプレーとして、ミョウバン水の消臭スプレーをつくるときにこちらの方法をおすすめします。

もちろん、①番の方法でつくって、薄めれば、②番のスプレーと同じようなスプレーをつくることができます。ただ、原液を大量に必要としないときは、無駄になってしまうので、②番の方法でつくる方がよいと思います^^

【作業手順】ミョウバン水の作り方

《①大量に使うとき》

【用意するもの・材料】

  • ミョウバン(焼ミョウバン)50g
  • ※スーパーや薬局で100~200円くらいで購入できます
  • 水道水(必要であれば精製水)
  • 空のペットボトル(1500㏄)
  • お好みのスプレーボトル

【手順】

  1. 空のペットボトルにミョウバンと水道水を入れて軽く振り、そのまま一晩おいておく。
    ※このとき、お湯を使うとはやく溶けます。
  2. 一晩置くと、しっかり透明になります。これが原液になります。
    ※こちらの原液は、できれば1週間くらいで使いきることをおすすめします。
  3. この原液を10倍に薄めて使用していきます。

※ミョウバンは水に溶けにくいため、はじめは真っ白になります。使用するミョウバンによっては、発泡スチロールが浮いたような状態になります。

※一晩おくと、このようにしっかり溶けて透明になります^^
こちらが原液になります。

《②少量で使いたいとき》

【用意するもの・材料】

  • ミョウバン(焼ミョウバン)
    ※スーパーや薬局で100~200円くらいで購入できます
  • できれば精製水を使用(なければ水道水でもOK)
  • スプレーボトル 150ml
  • 軽量スプーン(小さじ)

※写真:わたしは3種類の香りを作るために、50mlスプレーボトル3本を用意しました。

【手順】

  1. 150mlの精製水または水道水を容器に入れます
  2. ミョウバンを小さじ半分(気持ち少なめの半分でOK!・おおよそ0.6~0.8gになります)を容器に入れてかき混ぜます
  3. ※ミョウバンは溶けにくいので、急いでつくりたい場合は、お湯を使用するとよいです
  4. ミョウバンが水に溶けたら、スプレーボトルに入れる
  5. お好みの精油(エッセンシャルオイル)を1~5滴くらい入れる

【制汗剤におすすめの精油(エッセンシャルオイル)】

  • ラベンダー
    リラックス効果も高く優しい香り。殺菌・消毒、抗ウィルス作用もあります。
  • ゼラニウム
    デオドラント効果抜群!殺菌・消毒、抗ウィルス作用もあります。ラベンダーと合わせたら、とても女性的で華やかな香りになります^^
  • ユーカリ
    殺菌・消毒作用があります。すっきりとさわやかな香り。強いので少なめの使用をおすすめします。
  • ペパーミント
    殺菌・消毒作用があります。さわやかで突き抜けるような香り。強いので少なめの使用をおすすめします。
  • ローズマリー
    殺菌・消毒作用があります。集中力アップで気分を前向きにしてくれる香りです。こちらも強めですので、少なめの使用をおすすめします。

ミョウバン水使用上の注意

  • ミョウバンスプレーを使うときは、いきなり顔や体全体に吹き付けないでください。ワキや足、胸など特に汗をかく気になるところに少しずつ使ってみましょう。
  • まれに、肌の弱い人が、かぶれなどの炎症を起こす場合があります。原液など濃度の濃いままで使用するとそのようなことになりやすいので、気を付けてください。
  • ミョウバン水は、1週間くらいを目安に使い切るようにしましょう。

まとめ

万能なミョウバン水、作り方も簡単ですので、ぜひさまざまなシーンで使い分けてみてください。

一度は、注意事項を確認してくださいね^^ できればミョウバン水は、1週間くらいで使い切ることをおすすめします。

普段からアロマオイルを使っている人は、ぜひ、ミョウバン水に精油(エッセンシャルオイル)を入れて、自分の好きな香りのスプレーをつくってみましょう!

身体も、気分もリフレッシュできること間違いなしです^^
これで、じめじめの梅雨の時期や、暑い夏もさわやかに乗り切れますね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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